mpx373mirの日記

主にスマートフォンのレビューや情報の感想が多くなってます、人に文章を見せる練習に色々

Nexus5XにCyanogenMod入れる

Nexus 5X買ってCyanogenMod13入れてみました
その時のことの備忘録に

Nexus 5Xはデフォルトで暗号化がかかっていて基本的に解除出来ません
今現在リカバリからデータを初期化する方法が主流で楽なようです

・PCにAndroid SDKを導入(今はAndroid Studioとして開発ツールとのセットがあるようです)
・platform-toolsにpathを通す
・端末のロック方法を解除しておく、指紋情報も削除
・ビルド番号連打、開発者向けオプションからUSBデバッグとOEMロック解除をオンにしておく
・電源オフの状態でボリュームキー下押しながらPCに繋いでbootloaderへfastbootコマンドでbootloaderをアンロック(ファクトリーリセットがかかる、この時の初期設定で画面ロックにセキュリティを設定しないこと)
・対応する機種(今回はNexus 5X = LG bullhead)のTWRPをダウンロード、PCの適当な所に置く
・bootloaderから「fastboot boot ~~~」でさっきのTWRPのファイルを指定して起動、パスワードの入力を求められるがとりあえず無視、(この段階では暗号化されているためストレージなどを見ることが出来ない)
・ファクトリーリセットと「advanced wipe」の項目から「data」をワイプ
・「Reboot」から「Recovery」を選択、リカバリの再起動、今度はパスワードの入力を求められない、ストレージもマウント出来るようになっている(試しにシステムの再起動を行って設定アプリから「セキュリティ」の項目を見ると「スマートフォンの暗号化」が設定出来るようになっている)
・あとは好きなようにTWRPからCM13を焼くなりなんなりと
・内蔵ストレージ16GBはやっぱり窮屈だった


要は、ブートローダーアンロックしてfastbootコマンドでTWRPを起こしてdataをワイプしてからTWRPを再起動

T300ChiのACアダプター

T300Chiを充電状態で落としてしまいACアダプターを破損させてしまいました…
運良く本体は無事そうなのでACアダプターを買い直そうとしたのですが、ASUS公式の互換アダプター65W-02 slim adapterは販売終了しており購入出来ません
http://shop.asus.co.jp/item/Slim%2065W-02%20Adapter/
この互換アダプター以外に使用可能な公式のアダプターは無いようです。

電源が無いのではどうしようもなく他の互換出来るアダプターを探してみたのですが、日本での情報は細かいものがないので苦戦中です…
まず付属のアダプターは19V 1.75Aの表記があるのでそれは良いのですが、T300ChiのDCジャックは外径3mm内径1.1mmなのでVivoBookS200Eなどに使われる外径4mm内径1.35mmのアダプターは使えません。というか入りません。
他のサイトで適当に載せられていたのを買ってしまいました、失敗ですねよく確認しないと。

日本ではT300Chiのアクセサリー販売はほとんど無い状態なのですが、米Amazonではそれなりに販売があるようで
そこで米AmazonでACアダプターが無いか探した所こんな商品が
http://www.amazon.com/TAIFU-Np900x3a-NP900X3B-Chromebook-Transformer/dp/B012VRF2WU/
外径や内径、電圧も一致し、T300Chi対応とあり、レビューにもT300Chiで使えたというのがありますので信用してみようかなと

この商品を信じるのであればSamsungのAtiv 9などと互換性があるようで、直送出来ないこの商品の代わりにSamsung Ativ 9用のアダプターをとりあえず購入して到着を待っている状態です
http://www.amazon.com/gp/product/B009V3A7NW
これ


しかしACアダプターはよくよく確認しないといけませんね…
USB type Cが普及して充電に使われるようになればこんな下らない苦労しないで済むんでしょう

T300Chiのレビュー

T300Chiのレビューをしていくのですが
購入遅過ぎてSurface pro4やSurface bookやDell XPS12が発表されてしまって涙目です
つらい



 一週間ほど外出先で使ったり自宅で使ったりしてみました。
使用用途はoffice使った文章編集とpdfの閲覧、それからウェブブラウジングと動画閲覧といったものです。
CPUがBroadwell世代のCore M 5Y71にメインメモリ8GBと、正直この用途では若干オーバースペックな所があって快適に動作します。
しかしこのCPUがなかなか曲者で、ベンチマークをしていてわかったのですがある程度負担かかっている状態でも一定時間負担がかかるまで0.78GHzの状態を保とうとし、octuneやCPU-Zなどのベンチマークではクロック周波数が0.78GHzのままで定格の1.2GHzにすらならないという有様でした。高負担が続く場合であってもTBがかかるまで時間がかかり、この点がよく言われる「CoreMはモッサリ」という評価の原因になってるのかもしれませんね。
最大性能は高いのでブラウジング中など継続的に負担のかかる状況ではスイスイ動いてくれます。

アルミ合金製の天板とキーボードは手触りが良く見た目でも満足させてくれます。縁のカットもかっこいい、最近のミニマルなデザインの流行に比べると少し前時代感のあるデザインですが、まあこれは好みで…
キーボードはピッチが十分取られていてかつ変な配列でもないので打ちやすいです。中央部で力を入れるとたわみますが、気にならない程度かと思っています。タッチパッドが少々使いづらいかもしれません、一体型タッチパッドでクリックがし辛いことと、Zenbookに比べると面積も小さい。またこのキーボードbluetooth接続なので切り離した状態でも使用可能です。数分ほど放置していると節電のためか接続が切れてしまうのですがこれ設定で変えられないのかな…

問題は重量ですね、キーボード合わせると1.42kg、片手で持つとずっしり来ます。本体のタブレット部だけだと約720gと非常に軽いので閲覧だけの時はよくキーボード外してタブレットとして使っています。
電池持ちにも問題ありです、タブレット本体を薄くした代償なのかCoreMにもかかわらず6.6時間の持続時間となってしまっています(ディスプレイがfullHDの5Y10モデルは7.7時間)。実際に使っていても長時間の利用とはならないですね。wifi切ってディスプレイ輝度を最低にして省電力モードにすると8時間くらい持つようですが、そこまでするのはそれはそれでちょっと。

WQHD解像度の精細なディスプレイは良いですね、以前使っていた安いwinタブに比べると雲泥の差です。画面サイズが大きくないので、小さい文字でも潰れず読めるというのは使いやすさにかなり寄与するように思います。比較検討していたT100HAを選ばなかった最大の理由がこれでした。



 次にベンチマーク結果を載せていきます。
上で書いたように、ベンチ時であっても負担の軽いベンチではクロック周波数が上がらず、負担をかけてもクロック周波数が上がるまで時間がかかってしまいます。
例えばCPU-Zに最近付属したベンチではsingle・multi両方のテストでクロック周波数が上がらずスコアもそれぞれ300と500前後、stressテストを5秒ほどかけると周波数が上がり始め10秒ほどで2コアTBでの限界の2.57GHzに達し、この時のスコアは1500前後に。この動きは充電中にしたりWindowsintel DPTF設定からcTDPやPowerLimitを変更したり、省電力モードにしても変わらず。
なので他のベンチでもTBが効いていないものや低クロック周波数のままで動いたものがあるかと思います…



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CPU-Zでの動作


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CineBench


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PassMarkその1


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PassMarkその2


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Octane、Chrome


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DQ10ベンチ、低品質HD解像度でそれなりにプレイ出来そう



とりあえずだらだらとこんな感じで

CoreM搭載でそこそこの性能、タブレットにもなる変則機種かつそれなりに持ち運べて性能も欲しいという機種でしょうか
あとは筐体が安いタブレットよりも高級感あるのでそれも
持ち運び特化であればお勧めは出来ないですね・・・やはり1kg切るくらいでないと毎日どこへでもとはならないです。
CherryTrailやSkylakeでなく最新ではありません。素性は良いんですが特化した能力もない中途半端という持病持ちの高級機種、そんな感じ。

こんなの届きました

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この箱のまま郵送されて来ました

 

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In Seach of Incredible

 

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Core M入ってます

 

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開けると更に箱が

 

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この箱が無駄に質感良い

 

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パカっと

 

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とりあえず充電中

 

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こんな感じに分かれる2in1タブレット、ご存知ASUSのT300CHIです

 

この機種夏前の頃からASUS shopのアウトレットコーナーで箱蹴り職人による箱蹴り祭りがあったらしいのですが、今更になってそれに便乗購入してみました

Core M 5Y71にメインメモリが8GB、128GBのSSDにWQHD解像度のIPS液晶のディスプレイという性能に加え、アルミ合金製の天板やタブレット本体で7.6mmキーボード足しても16.5mmという薄さにタブレットだけなら720g(キーボード足すと1.42kg…)の筐体に、打ちやすいキーボードとこれだけ揃ってアウトレット価格で約8万円という脅威の安さ!

それでも8万円するんですがね…

ともかくそんな安さに惹かれて買ってしまいました、初期不良確認が終わったらレビューをしていこうと思います。

 

8万円かぁ…

炎上とかの話に繋がるような独り言

 ネット上の「炎上」をさせる人達、つまりどこかからか「悪人」を探してきてそれを叩いて悦に入る人の行動原理というかなんでそんな無益な行動になってしまうのかというか、そういうの

 こういう人達の特徴としては
・何かに反応して、悪事だと思ったことについての憤りを共感してもらいたいというあるいはその悪事を正してやりたいという意識が強いこと
・日常で抱えている鬱憤を晴らす先を探していて、対象を見付けたら即座に食いつく、また浅い知識で行動し当事者意識がゼロであること
まずこの2つが挙げられるだろうけれど、前者は方法や対象を間違えなければ問題に直接繋がりにくいものだろうと。後者についてもマイナス感情をバネに成功する活動も存在するし、知識や意識についても活動を進めるにつれ身に付けるということも多いだろうからそれ程特殊な事でも無い気がする。
この2つがあった上で、さらに問題が別にあって、それで問題行動になるような気が

 とりあえず思い付くのはコミュニケーション能力の欠如だとか、メディアリテラシーの欠如だとか
コミュニケーション能力の欠如だと、例えば
・自分の主張と人格とが分離出来ていない。主張したことへの批判が自分への人格攻撃のように感じてしまうとか、あるいは批判の中に人格攻撃を少しでも感じるとその批判全てを人格攻撃であると決め付けるそういう精神的な防衛を行う。これによって自己の主張の修正が不可能になってしまって突っ走ってしまう。
認知バイアスが非常に強く働いていてかつ自分のその状況に気付いていない、相手の話を都合良く曲解してしまう。これによっても主張の修正は不可能になるし、また「工作員」認定や「火消し」認定などなどのレッテル張りで自分の耳を閉ざしてしまう、しかもそんな自分を客観視出来ない状態になる。
・自分の憤りを共感して欲しいという意識が先行して突っ走って、不適切な場所であっても自分の主張を繰り返してしまう。邪険に扱われて余計に孤立感や対人の不信感を深めて自分が主張しなければという感覚を強める。
そういう個人的な問題とそれを是正出来ない環境が引き金になってそうな。
ある意味「炎上」に参加する人達も社会の中で問題を抱えて行き場の無いストレスや不安にもがいている人達なんだろうと。
所謂「ネトウヨ」が個人を特定されて直接に接されると大人しくなって反省したりするように、こういう人達も本人達は気付いていないだけで実は人との繋がりや共感・安心を求めて、だけれどそれを解決出来ない方法へ突っ走ってしまっているんじゃないかなと。

 それと、こういう人達って常に獲物を探しているから「炎上」を防ぐ対策なんて不可能で、「炎上」した先に問題を求めるのは無意味そう、「炎上」において重要なのは悪事があったかなかったかではなく、いかに誰かを叩けるか悪者に仕立て上げられるかにあるわけで

1ヶ月放置したからなんとなくSnapdragon820への希望を膨らましてみる

引きこもりがちになるとどうも時間感覚が伸びてしまいがちで、気付いたらこのブログも1ヶ月放置してた

この間、Snapdragon810搭載端末の評価も安定してきたのですが、ネット見てるとなんで発熱の話題が多いですよね。
あるいはv2.1と言われていたものが全製品に使われているものに過ぎないことが暴露されたりして暗い影が差し込んでますが
http://getnews.jp/archives/1046539

発熱をネタにしたり不安がることはあっても、なぜ発熱するのかまで踏み込んだ書き込みは少ないので、、、


まずSnapdragon810はTSMC20nmSoCプロセスで製造され、CPUはCortex-A57を4つとCortex-A53を4つによるbig.LITTLEオクタコアの構成になっています。
http://www.anandtech.com/show/8933/snapdragon-810-performance-preview

このbig.LITTLEはbig側の性能が高いコアで重い処理を高速で処理し、LITTLE側の性能は低いが省電力なコアで軽い処理を行うことで性能と省電力性を両立する仕組みになっています。
(Snapdragon810について「8コアもあるから発熱するのだ」という話がたまにありますが、big側のコア4つのみだとむしろ今よりも発熱は大きくなっていたでしょう。)
ところで、これらのCPUは32bitの頃のCortex-A15やCortex-A7よりそれぞれ消費電力が大きくなるようで、GalaxyNote4に採用されていたExynos5433のレビューからそれを伺い知ることが出来ます。
http://www.anandtech.com/show/8718/the-samsung-galaxy-note-4-exynos-review

このレビューではSamsung20nmで製造されたExynos5430とExynos5433が比較されていますが
bigコア4コアでのload powerはCortex-A15 1.8GHzの3.70Wに対しCortex-A57 1.8GHzでは6.16Wで1.6倍以上、1.9GHzでは7.11WとA15の2倍近くにもなってしまっています。
http://www.anandtech.com/show/8718/the-samsung-galaxy-note-4-exynos-review/6
little側もA7の0.4534Wに対しA53は0.847Wと大きく増えています
http://www.anandtech.com/show/8718/the-samsung-galaxy-note-4-exynos-review/4

Snapdragon810はこのExynos5433と同じ世代のTSMCのプロセスで製造されていますから、CPUの消費電力が大きくなるのも当然でしょう。
また、14nmFinFETプロセスへシュリンクしたExynos7420では大幅な電圧減により同じCPUでも消費電力が下がっています
http://www.anandtech.com/show/9330/exynos-7420-deep-dive/5
ここでの計算によれば、Cortex-A57 1.9GHzの動作時には半分近くの消費電力となり、Cortex-A53 1.3GHzでも約7割の消費電力となります。

これらから、Exynos5433では20nmプロセスに対してCortex-A57 4コアという構成が過大であったと見れるのではないでしょうか。そして同じ問題がSnapdragon810でも起きているのでは、もちろんSoCなのですからGPUなども考慮しなければなりませんが。
Snapdragon820では独自設計のKryoを採用する他、FinFETプロセスを採用すると発表されています。
FinFETプロセスがSamsungのものを指すのかTSMCのものを指すのかはわかりませんが、今よりもワットパフォーマンスの良いものになるでしょう。
https://www.qualcomm.com/news/releases/2015/03/02/qualcomm-previews-next-generation-snapdragon-experiences-mwc-2015
http://japanese.engadget.com/2015/03/02/snapdragon-820-zeroth/
(この時の主な内容は省電力性や性能といった仕様ではなくZerothプラットフォームとそれによって実現すること、スマートフォンの新しい使い方の方針が打ち出されていたようです)


Snapdragon820に関する噂は幾つもあり、新しいNexusスマートフォンに載るとか載らないとか、Samsungのプロセスが使われるとか、一部企業に早期にサンプルが出荷されているとか、発熱問題は解決していないとか、
錯綜している感がありますが、新しいプロセスに新しいCPUやGPU、そしてSnapdragon820によって実現する新しい利用法は期待して待っている価値はあると思います。


話まとまらない