mpx373mirの日記

主にスマートフォンのレビューや情報の感想が多くなってます、人に文章を見せる練習に色々

炎上とかの話に繋がるような独り言

 ネット上の「炎上」をさせる人達、つまりどこかからか「悪人」を探してきてそれを叩いて悦に入る人の行動原理というかなんでそんな無益な行動になってしまうのかというか、そういうの

 こういう人達の特徴としては
・何かに反応して、悪事だと思ったことについての憤りを共感してもらいたいというあるいはその悪事を正してやりたいという意識が強いこと
・日常で抱えている鬱憤を晴らす先を探していて、対象を見付けたら即座に食いつく、また浅い知識で行動し当事者意識がゼロであること
まずこの2つが挙げられるだろうけれど、前者は方法や対象を間違えなければ問題に直接繋がりにくいものだろうと。後者についてもマイナス感情をバネに成功する活動も存在するし、知識や意識についても活動を進めるにつれ身に付けるということも多いだろうからそれ程特殊な事でも無い気がする。
この2つがあった上で、さらに問題が別にあって、それで問題行動になるような気が

 とりあえず思い付くのはコミュニケーション能力の欠如だとか、メディアリテラシーの欠如だとか
コミュニケーション能力の欠如だと、例えば
・自分の主張と人格とが分離出来ていない。主張したことへの批判が自分への人格攻撃のように感じてしまうとか、あるいは批判の中に人格攻撃を少しでも感じるとその批判全てを人格攻撃であると決め付けるそういう精神的な防衛を行う。これによって自己の主張の修正が不可能になってしまって突っ走ってしまう。
認知バイアスが非常に強く働いていてかつ自分のその状況に気付いていない、相手の話を都合良く曲解してしまう。これによっても主張の修正は不可能になるし、また「工作員」認定や「火消し」認定などなどのレッテル張りで自分の耳を閉ざしてしまう、しかもそんな自分を客観視出来ない状態になる。
・自分の憤りを共感して欲しいという意識が先行して突っ走って、不適切な場所であっても自分の主張を繰り返してしまう。邪険に扱われて余計に孤立感や対人の不信感を深めて自分が主張しなければという感覚を強める。
そういう個人的な問題とそれを是正出来ない環境が引き金になってそうな。
ある意味「炎上」に参加する人達も社会の中で問題を抱えて行き場の無いストレスや不安にもがいている人達なんだろうと。
所謂「ネトウヨ」が個人を特定されて直接に接されると大人しくなって反省したりするように、こういう人達も本人達は気付いていないだけで実は人との繋がりや共感・安心を求めて、だけれどそれを解決出来ない方法へ突っ走ってしまっているんじゃないかなと。

 それと、こういう人達って常に獲物を探しているから「炎上」を防ぐ対策なんて不可能で、「炎上」した先に問題を求めるのは無意味そう、「炎上」において重要なのは悪事があったかなかったかではなく、いかに誰かを叩けるか悪者に仕立て上げられるかにあるわけで