mpx373mirの日記

主にスマートフォンのレビューや情報の感想が多くなってます、人に文章を見せる練習に色々

子供の頃に欲しかったもの

今週のお題特別編「子供の頃に欲しかったもの」
〈春のブログキャンペーン 第3週〉

そんなの決まってるじゃないですか、友人ですよ、、、

小学生の頃の話。自分から行動できず親や友達の後ろを着いて行く、親に言われてお稽古にお勉強とこなす「良い子」だった僕にとって、昼休みになるとすぐさま校庭へ駆け出して行ってドッジボールや鬼ごっこを始める同級生達は羨ましい存在であり、その輪の中には入りたくても入れないのでした。

そんな僕にも小さい頃からの友人は存在していました。産まれる前から親同士が仲良く、物心付く前から遊んでいたようで朧気な記憶の中にもその友人の姿があります。それから小学校からの友人もいて、その友人も親同士の繋がりで、今思えば親に随分と世話を焼かれていたようです。そんな友人達もより親しい友人を見付けていき、自分から話しかけられない僕は少しずつ疎外感を感じていき…

友人達が互いに小突きあっていたり、悪戯をして先生に叱られて謝っている光景などは、一歩踏み出すことの出来ない僕が持っていないもの、アイデンティティを持っているようで羨ましかったのか。しかしそうした喪失感を自分で認めることが出来ず、少しずつ周囲に対して突っ張るようになっていきました。

 

幼い頃の孤独感は今でも振り返ると涙が出てしまいます。恵まれた環境であったはずなのに、このアンバランスはどこから生まれたのか。

自分から踏み出していくことがいかに大切か、純粋な生きる意志がいかに大切か。

人を大切にして友人や家族や大切な人との関係を築き上げ、そのために頑張る。当たり前のことで、誰しもが親しい人間の顔で奮起することが出来ると、そうは思いますがそれでも尊敬すべき偉大なことでしょう。