mpx373mirの日記

主にスマートフォンのレビューや情報の感想が多くなってます、人に文章を見せる練習に色々

何をしても治らない憂鬱と虚無感があるなら

 若くて未来が見えず憂鬱な時は、よく言われる心の休養より先に敢えて未来を考えてみたら良いんじゃないかと思う。「もしかしたらこんな人生もありかもしれないな」って、そういう風にあくまで軽くだけれど。
そうやると少しは現実のベースで考える練習にもなるだろうし、あるかないかわからない自分の正体を問い続けるよりかは、弱った自分でも出来ることからイメージを膨らませた方が良い。


無力感
 慢性的に患っていると何も成し遂げられないと自信を喪失してしまい、その中で気も小さく、思考も小さくなってしまう。自分はこぼれ落ちてしまったのだ、自分は失敗作で情けない存在なのだ、何の権利もない肉塊だと。
悩みを聞いてくれる「大人達」やあるいはインターネットの悩み相談サイトは、「何でも良いから出来ないなりに人や何かに触れてみれば良い」と告げてくるかもしれない。だけど世代や人が違えば悩みも違うもので、もしかしたらその悩みの根底は金銭面や社会での立ち位置の不安なのかもしれない。

 自分は自立出来ないんだ、これから1人でやっていくことなんて出来やしない。そんな悩みを知らず知らず抱えているのなら、弱い自分でも出来る仕事や生活を想像して、具体的にいくら給料を貰って家賃がいくら光熱費がいくらと計算したり休日の休み方を想像してみる方が良いかもしれない。何パターンか想像している内にキャリアの積み方や向き不向きがある程度想像出来て、「消えるしかない生ゴミ」から「生きるだけなら出来るかもしれない」程度に自己認識を改められるかもしれない。

 色んな人や物に触れて自分の視野を広げるより先に、まず生きられる程度まで自己を確認した方が早いんじゃないかな。現実として鬱からの回復には大きな気力がいる、何かしらの確立した自己感覚がないと他の人よりプラスアルファで頑張ることなんて出来やしない。生きる気力も無いのに何かしようとしたところで、挫折を重ねて自己否定感を上塗りしてしまうだけだろう。


 若い内で死にたい死にたいって思ってしまう時は、自分の立ち位置を見直す確認の時期が来たってことなのかもしれないと思う。少なくとも自分ではそうだったのだろう。